着物に
紋を入れることってありますよね?
留袖だとか、
色無地だとか男の子の
初着(うぶぎ)
や、
紋付袴、鮫小
紋にも入れたりします。
で、たまに居られるんですが
「ウチの紋が判らないんです」ってお客さんが・・・
でもご心配なく。実は、紋が判らなかったり、
間違ったりって言うことは良くあるんですョ。実際ウチのお店の先代サンのところもお墓の
紋を
間違って入れていますし、
うちの実家も祖父の代まではよかったんですが、
昔々、殿様から拝領した鎧の
鎧櫃の紋を
ウチの
紋と勘違いしたり・・・
身内でもコレだけ間違いがあるんですから
みんな少しくらいの間違いがあってもしょうがない位です。
しかもややこしいのが、関西と関東では
紋の扱いに違いがあるんです。
関西や、西日本では女性は結婚されても、
嫁ぎ先ではなく、実家の母方の
紋を継ぐんです。
関東は、嫁ぎ先の
紋を戴く形になります。
一般的に女性が継ぐ女
紋は丸い縁取りが無く
男性の継ぐ
家紋は丸があることが多いようです。
でも、例外もたくさんあります。
ウチの嫁さんなんかは、嫁さんの父方の大爺様に
「お前が跡取りやで」といわれたお陰で、
家紋の桔梗の
紋(丸無し)を継いでいます。
このように、非常に解かり辛いのが
紋です。
お着物に、
紋を入れようとお考えのときは是非一度
実家や、お婆様に聞いてみてください。
結構面白い話が出てきたりします。
ちなみに、
紋の種類は非常に多いので、
「確か桐みたいな
紋でした」とか言う注文はやめてくださいね。
平安
紋鑑という
紋の本によれば「桐」の項目で
よく似た
紋が50点ほど収録されています。
間違えやすい似た
紋が多いので、実際の
紋が入った
着物や袱紗をお持ちいただくか、写真でもご用意いただいたほうが
間違いが無く加工できます。
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