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シブフダ

  • 2008/12/15(月) 16:19:17

画像 011
「シブフダ」ってご存知でしょうか?
渋札と書くのですが、上の画像がそうです↑
生成りの和紙で出来た札で加工品に添えて
「このキモノはこういう加工をしてください」
と言う指示書きをなくさないようにキモノに結わえておくんです
表にはウチの店名と加工番号、
お客様のお名前と悉皆業者のマークが入っています。

ウチの店でも使っていますがお客様に渡すときには取り外してしまいますので
お客様が目にする事はあまり無いモノですね
右のフダは「衿汚れ落とし」
左のフダは「衿袖口汚れ落し」「丸洗」
       「袖、上前他全体浸み落とし」
     にさらに追記で
       「全体雨型、汗オトシ」
見るからに手間とお金の掛かる加工のようです。
      
ここで、気になるのがフダ下部にある「シク64」「オ33」「オ59」の表記。
コレは加工業者の符丁です。
そうなんです、色々な作業が細分化されている京都では
このような細かい作業も専門職種があるんですョ

この中で「オ33」は丸洗いの専門業者の符号。
で、「シク64」は必然的に浸みオトシの業者で腕の良い所。
「オ59」はどうやら衿拭きなどの簡単な加工の業者のようです。
画像 012
では、この「バッテン」マークは何でしょう?
ヒントは右についている付箋

付箋には「樹脂五分につき完全に落ちません」とあります。
コレ実は染めた色がお客様の気に入る仕上がりでは無かった為
「X」・・・つまり「取り消し」
で、漂白加工されたものです。
よく見るとシブフダも漂白されて白い所があります。
この後、もう一度染め直しが行われます

こんなフダでも見てみるといろんな事が判るんですねェ
皆さんも、もし見つけられたら注目してみてください
加工の歴史が解かるかも!

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この記事に対するコメント

へー!

あ、なんか前に「へーへー」言う番組がありましたね^^;


いやそれは置いといて、と
面白いですねー。

なんか職人さんの世界です
カッコイイ(*^^*)

  • 投稿者: しすけん
  • 2008/12/17(水) 16:22:11
  • [編集]

しすけんさん、どうもです!

この渋い記事に反応されたのはしすけんさんだけですね
(^^)自分でも書き込みながらマイナーな題材だな~
と考えていましたが
職人さんもこの不況で仕事が少ないようで
出した加工品が僅か1週間で手元に帰ってきます。
みんな、食べて行けるのか?
と心配になりますョ

  • 投稿者: 若゛旦那
  • 2008/12/20(土) 17:56:45
  • [編集]

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