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問屋さんとの会話

  • 2008/05/10(土) 16:09:20

また、用事があって箕面のOさんという問屋に行ってきました
今回は作家モノの琉球紅型の九寸名古屋が
何点かまとめて入ったと聞いて出かけたんです。
何度もこのブログに登場するOさんですが
すこし、元気がなさそうでした。

何かあったのかな?とお話しをしていると
大阪の呉服問屋が又営業縮小で呉服部門を廃止するそうです
Oさんとかねてより親交の深かったお店らしく残念がってはりました。
で、いろいろと商品を見せてもらいながら話を聞いていると
非常に品の良い七宝の柄の帯が色違いで三つ出てきました

綺麗な帯ですね?と聞くと
「この機屋も閉めるから安く入ってきたんや」
「安くするからいりまヘンか?」って感じです。

ホントに最近、この業界で良い話し聞かないですよね?
キモノ業界の業界誌があるんですが、
10年前と比べてキモノの生産反数は3分の1に減っているそうです。
さらに、一昨年と比べて昨年は30%の減少だそうです

最近キモノを着た人を見るようにはなっているんですが
実際売れてないんかな?キモノ・・・

実は先日ウチに来た小物屋さんNさんも
「二、三年先が読めないんですよ。」
って言っておられましたし
問屋さんも「ウチはもう浴衣やってませんねん」
とか次々に業務縮小を図っておられます。

時々思います
キモノ屋このまま続けてエエんやろうか?
宝塚で一番最後まで残るキモノ屋を目指してるんですが、
果たして続けていいものかどうか・・・本気で悩みます

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RE:問屋さんとの会話

着物業界は、なかなか大変のようですね。
最近の着物ブームは、あくまで、リサイクル&アンティーク物なので、呉服屋さんの売り上げには結びつかないんでしょうね。
作り上げるのに手間がかかっているのは分かりますが、もっと気軽に買えるお値段だったらとは思います。

  • 投稿者: ゆきんこ
  • 2008/05/10(土) 22:48:51
  • [編集]

う~む

辛いお話ですね。
正直、私も新品を購入出来るような甲斐性がありません。
きちんとした呉服屋さんで着物を作ったのは、たったの1度きりです。(その時は父というスポンサー付きでしたし・・・。)
でも、とっても楽しかった♪
いつか、自分にもっと甲斐性が出来たら、堂々とひとりで呉服屋さんに入って、アレコレ我侭を言いながら、着物を作ってみたいです。
ですから、そんな日が来るまで、呉服屋さんにも職人さんにも頑張って頂かなくては困ります!!笑

確かに、気楽に買えるお値段であったなら、よいなぁとは思うのですが、今どきの安い着物や浴衣を見ていると、薄利多売な感じもして、そういう素敵じゃないものを沢山世に出されるのも、よくないのでは?と思うことがあります。
買う側も洋服感覚で着棄てられるようなものを欲しがる方が多いのかもしれませんが、着物の洋服とは違う点
『長く大切に着続けられる』
ところが、より深く理解されるとよいのにと思います。
見かけだけじゃないんですよね、キモノは!
なんだか、熱くなってしまいました。笑

  • 投稿者: ひよさ
  • 2008/05/11(日) 03:48:05
  • [編集]

ゆきんこさん こんにちわ!

確かに、キモノって高いですよねェ
しかも実用的なキモノより、高いものを作った方が儲かる!
って考えで多くの染め屋、機屋が高級品しか作らなくなって
今の状況になったんですから一概に時代のせいだとは思いません

いつの間にか、きもの=着る物ではなくなって
きもの=着飾るものって感じになっていたんですよね~
昔の銘仙や、綿織物、ウールなんて言ういわゆる実用キモノを
作らなくなった業界全体に問題は山積みなんでしょう

まあ、徐々に小紋や紬の一般的なものが売れ始めているので
メーカー、小売共にシフトして行ってるので
変動の時期でもあるようです

  • 投稿者: 若゛旦那
  • 2008/05/11(日) 14:07:03
  • [編集]

ひよさ さん毎度です!

御心配をお掛けしてすみませんm(^^)m
大変なのは事実ですが、あくまで業界全体の話しです


キモノの業界も色んな模索をしながら先を見据えているようです。

数年前から京都キモノパスポートを作ったり
消費者に向けたサービスに主観を置くようになりましたし、
悉皆関係も価格破壊が起こりつつあります。

でも、ひよささんの御心配のとおり
安く作った大量生産の振袖を高い値段で販売したり
無料の着付け教室をエサに高く商品を売る商売が横行しているので
キモノ業界全体に不信感を抱かれる方も多いです。

キモノが売れなくなった。なんて言うのは簡単なんですが、
世界にも類の無い染色技術、織の多様性、職人達の技術・・・
そんな簡単には根付かないモノが失われていくのは残念です。

少数の方にでもイイので、良い物しっかりした物を
提供できる商売が必要なのかもしれません。
少し、深刻な内容になっていますが
ウチのお店は暫くは安心。
閉めようか?と悩むほど売り上げは落ちていません(^^)
ただ、イイ物を探すのがちょっと難しくなってきているのも事実です。
皆さんにキモノという文化を着ることで応援
していただいているので
後は、業界の自助努力の話になるのではないでしょうか?
マイスター制度を作ったり、業界全体でお弟子さんを
支えるようなシステム作りも要るかもしれません。

  • 投稿者: 若゛旦那
  • 2008/05/11(日) 14:31:22
  • [編集]

こんにちは~♪

切実な問題ですよね
海外の絹の輸入に掛けられている関税が廃止されるって記事も記憶に新しいのですが
若"旦那さんのブログに遊びにくるようになって
これらの問題って本当に緊迫しているんだと、現実的に思えるようになりました
私も母のお下がりやリサイクルが多いのですが
やはり呉服屋さんのイメージは、気軽に足を運べるというよりは、
敷居が高いものになってしまっていますよね
着物は高額だから?買わないと帰れないような不安があるから?
着物ブームでたくさんの人たちが着始めていますから
呉服屋さんの方からもフレンドリーに歩み寄ってもらえたらと思う事があります
誰も着物を着なくなってしまう未来の日本は、あまりにも悲しすぎますよね
着物を着る人が増えれば、需要もいつか必ず多くなるって願いたいです

  • 投稿者: 志乃
  • 2008/05/13(火) 12:16:46
  • [編集]

切実・・・らしいです

やっぱり、キモノが服から工芸品に
      普段着から、ドレスに
なっていったのが一番の原因かと・・・
手工業で、お手軽なモノを作ることが
今の時代では難しいんでしょう。

ウチのお店でも気軽に入れると言うのを大事にしてるんですが
「いらっしゃいませ」と言うだけで逃げるように帰っていく方がいますね~
やっぱり怖いですかネ?
プレタモノの洋服とは違ってお話を聞かないと
作れないんですけどね~キモノって
うーん難しいっ!

皆さんがキモノを普通に楽しんでくれるだけで
うれしいんですけどね~それが、新品であろうが、
お下がりであろうが、古着であろうが・・・
そうでないお店も多いんでしょうね~

わかんないですョ実際の所
「でも、そんなの関係ねェ~」
って精神で安くて良いもの扱って行きたいですよね

  • 投稿者: 若゛旦那
  • 2008/05/14(水) 12:58:09
  • [編集]

 私は、ここ最近着物に魅了され、着物道を歩んで行きたいと夢を持ち・・今勉強中です。
この呉服屋さんのブログに遊びに来させていただき・・知らない事もたくさんあって勉強になりました。

確かに高価な着物を買うのは大変で、若いかたもリサイクル、アンティークものをきるのが多いですよね。
でも・・一時より・着物をきる方・・増えている気がしますよ。まずは・・着ていただく!手にとっていただく。人口を増やす。それからです。私もできれば講師を目指します!
もっと・・皆さんが着てくださるよう、どうしていけばいいかを、たくさんの知恵で、考えていきたいですね・・。

  • 投稿者: ナナツボシ
  • 2008/05/19(月) 21:56:56
  • [編集]

追伸
「非常に品の良い七宝の柄の帯」というのは・・お手に入ったのでしょうか・・。とってもあつかましいのですが、もし・・お手にはいったのでしたら、いつか・・見せていただけたらとっても、うれしいのですが。

  • 投稿者: ナナツボシ
  • 2008/05/19(月) 22:07:12
  • [編集]

はじめまして

若旦那さん 同業の者からの
書き込み 申し訳ございません。

私も きものを 扱う者の一人として 先行き 厳しいのなぁ~と思ってます。年々 思った様な品が 手に入り難くなっているのは 間違いないです。

大量生産の品が 全て 悪いと言う事では
ないですが きちんと 手のかかる品との違いを 説明をして求めて頂く事が 今まで
業界自体 できていなかったのが 今の
現状を 招いていますよね。

私が 今 一番心配しているのは きちんと
した 職人が いなくなってしまうのでは
ないか? メンテナンスの面からも
そこが 一番心配です。

しかし そんな 心配ばかり しても
いられませんよね。

家は 小さなお店ですが 細々とでも
お客様に喜んで頂き 若旦那さん同様
地元で最後まで 残れるお店で ありたいと
思ってます。

きもの 素敵なお召物です
お互い がんばりましょう。

コメント長くなって すみません。  


  • 投稿者: りき
  • 2008/05/20(火) 12:50:09
  • [編集]

ナナツボシさんコンニチワ♪

お久しぶりです!
その後お稽古など順調ですか?

確かにキモノの業界は悪い話が増えているんですが
ホントに多くの方がキモノを着られるようになったなと
実感しているんですよ
以前はキモノ=おばあちゃん
でしたからそれから考えると大きな進歩!

新しく着付けを習いたいとおっしゃる人も増えています。
ウチも皆さんに「楽しんでいただく所からはじめましょって」
よく言うんです。
肩肘張らず、頑張りましょう!

PS
例の七宝の帯は入荷したんですが・・・
わずか三日後に売れてしまいました。
又良いのが入りましたらご紹介しますネ

  • 投稿者: 若゛旦那
  • 2008/05/20(火) 14:32:35
  • [編集]

りき様 はじめまして!

はじめまして!
同業の方からも観て頂けるとは!
ホントに恥ずかしい限りです。
間違ったことを言っていたら教えてくださいね

キモノ業界の技術者不足はホントに深刻なようです。
以前にも書いていたんですが
カケツギが出来る方はもう京都にも居られないようです。
八掛けもボカシの具合が以前より悪くなっています

大きな問屋や、呉服商辺りが共同で出資してでも
職人の技術継承を助成するべきでしょう・・・
とはいえ、何処も余裕は無いようですが(^^)

これからも御意見賜りますよう
宜しくお願いいたします

  • 投稿者: 若゛旦那
  • 2008/05/20(火) 14:41:42
  • [編集]

またまた・・お邪魔します。

 着物は、日本が誇る素晴らしい技術です。
着物にかかわることは、すべて日本から発信しなければいけないとさえ私は、思ってます。
 なぜなら・・日本は他にも技術を持っていました。手先が器用だったから、機械の部品やアイディアも世界に誇っていたはず・・でも今では他の国のほうが上です。
 笑われるかもしれませんが、だれかに着物を、ただのフアッションととらえられ、安価で安い技術で着易いものに変えられてしまったりしたら。・・(そんなことはないと思うのですが・・)。
 もっと丁寧に守るべきだと 私は思うのですが・考えすぎですかね
            



  • 投稿者: ナナツボシ
  • 2008/05/20(火) 19:56:44
  • [編集]

ナナツボシさんコンニチワ♪

ナナツボシさんの意見に賛成です。

キモノは本来ファッションだったんですョ
「今年はこんな柄の小紋が欲しいね~」ってな風に・・・
だから、売れている時代には技術も進歩して
新しい試みも多く、今の形になったんです。

余り売れないのなら、かかる手間を省いて生き残ろうと
企業が努力するのも自然なことですよね。
でも、問題は資産を持っていない手工業の方が
仕事が少ないとき何が出来るでしょう・・・

伝統と技術を守るのは並大抵の努力では成し得ません
しっかりした技術者を国や業界全体で守っていく努力が必要ですし
無茶苦茶な手間の掛かっていない安価な商品を開発して
キモノ人口の裾野を広げる事も重要でしょう

キモノ業界は今、迷走状態です。
ファッションブランドが浴衣を大量に作り
流行を左右して、同じ様ながらの振袖が売れる。
古典的な柄染めのホンモノは一部のお金持ちしか買えない。
全部悪循環なんですよね~

この悪い流れの中でも、良い物を作り続けている業者もいっぱい在ります
少しでもこうした、真面目な業者の真面目な商品を扱うことしか
ウチの店には出来ませんが・・・

もう少し頑張ってキモノの行く末を見て行きたいですね~

  • 投稿者: 若゛旦那
  • 2008/05/23(金) 13:54:08
  • [編集]

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