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ピピーッ!ピピピ――ッ!!

  • 2014/10/13(月) 17:15:41

検針機の音が鳴ります!ええ?でもコレって!?
実はお客様にご注文いただいた「仕立て上がりのお襦袢」なのですが、
ちょっと丈が長いので店で直していたんです。
マチ針を打ったので確認していたのですが検針機に引っ掛かりました。

でもね、出てきた場所は衿つけの部分。
しかも針はウチでは使っていない折れたミシンの縫い針。

つまり既製品に販売時から入ってた針なんです。
ココのメーカーさんって検針機すら使ってないのでしょうか?
よく今まで発見されずにココまでたどり着いたものです。
ま、お客さんに着用してもらう前に発見できてよかったですが (^ ^)

出てきた針は後日、和裁教室の皆さんと針供養に持って行こうと思います。

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柄足し完成~♪

  • 2014/07/28(月) 17:59:15

先日画像をアップしていた振袖が染め上がりましたのでご報告です^^
最初はこんな感じで柄の無いところが目立っていたのですが

1397987321845.jpg1397987321254.jpg
染め屋さんで柄を追加してもらいました
som3.jpg
こんな感じで染めてくれたので違和感なく柄がつながっているように見えますね
さすが!といえる職人技です。
この後は筋消し加工を行って、線も完璧に消しちゃう予定です。
これでこのお振袖も現役復帰です。
ちなみに柄足しの加工賃は
洗い・筋消し・柄足し・裄だしのすべてで4万円になりました

きものの裄だしでのあれ?

  • 2014/06/23(月) 14:02:20

1397987321845.jpg
ウチのお店は商売柄、お直しのご依頼をいただくことが多いのですが
このキモノもそのうちの一つです
(画像は袖付部分のアップ)

裄出しでお預かりするときに注意が必要な点は4点あります。
①生地幅が十分にあるか
②柄が必要な巾まできちんと染まっているか
③消えないコテ痕やスジが無いか
④生地の焼けによる変色が無いか

①に関してはきものをほどく前に上から触っても解るのですが
柄や変色など解いてみないと解らないものが多いのが難点です。
上の写真のお着物は生地幅は十分にあるのですが
やはり柄が綺麗に合いませんねー(><)
図柄が生地の端まで染まっていないので、
明らかに裄を出した形跡が残ってしまいます

昔は背の高い方が少なかったので生地幅一杯まで染めなくても良かったのですが
現代の日本女性は身長が160cm超える方がたくさんいますので
生地幅一杯まで染めるのが普通です。
(生地幅自体も広くなってますしね^^)

ま、とりあえず、もうちょっと柄が無いと見栄えが悪いので
少し染色補正師さんに頑張ってもらいましょう!
このキモノが戻ってきたら追加報告致しますね~

お手入れのあれ?続き

  • 2010/05/09(日) 12:28:17

絹はいいですよね?
見た目の光沢、肌触り、保温性に、質感。
どれをとっても高級素材の条件を満点で満たしてくれます。

ただし、お手入れとなると別物!
絹は扱いにくい繊維なんです。
まず、弱い!絹の特徴である繊維の細さは
肌触り、光沢を考えると非常に優れていますが
一方、強い繊維ではありません。
なんてったって虫の吐く糸な訳ですから当然たんぱく質。
水に濡れたりするとさらに弱くなっちゃいます。
よく「キモノを濡れたタオルで擦ってはいけない」
というのはこの為です。
弱った繊維を擦ると細い繊維の表面が切れて毛羽立ってしまうんです。

さらに、絹は染料の定着しにくい繊維です。
つまり染色された生地であっても色落ちしやすいんです。
シミが憑いたからといって強い洗剤や薬品を使うと
シミだけでなくもともとの染料が落ちてしまったり
生地そのものを痛めてしまったり
・・・
とりあえず扱いにくいんです。
で、その扱いの難しさは加工賃に反映されちゃいます。

一昔前までは、京、加賀、江戸などの友禅で使う染料も限られていたのですが
科学技術の発達で色んな科学染料が出てきています。
最近ではインクジェットプリンターなんかも活躍していますので
数多い染料の特製を知らずに染み抜きをしちゃうと変色や色落ちの原因に!
さらに、中国や他の国で染めた生地は一体何の染料を使っているのか?
プロでさえわからないことも多いんです。

もう一つおまけに、キモノは生地によっては糸にヨリを掛けて織っています
この糸のヨリが、濡れたらギュッと戻って、縮んだりしたらもう大変!
生地巾を元に戻せなくなることすらあるんです。

その為、絹のキモノの扱いはその道のプロに任せるのが安心なんです。
僕のようにキモノ業界に居る者でも洗いは悉皆屋さんに一任しています。
・・・たとえ少々高くついても、いいキモノをダメにしたくないので

お手入れのあれ?

  • 2010/05/08(土) 12:28:10

昨日お客様との会話からなんですが
「何故キモノのお手入れ代は高いんですか?」
と、聞かれました

高いですよね確かに
丸洗いで7?8000円前後。シミ落としも2000円位から・・・
で、お客様がおっしゃるんです
「こんなにお手入れ代にお金が掛かるからキモノが着にくい!」
「昔はどうしてたんですか?皆さん毎日着ていたのに・・・」

そうですよね?昔は皆さん毎日着てらっしゃいましたよねェ
でも、考えてみてください。
今も昔も同じキモノだったのでしょうか?
答えは「No!」です

今主流のキモノは殆んどが絹織物です。
昔は庶民のキモノといえば、と木綿
明治以降にウールの着物が流行しました。
毎日のように絹のキモノを着ていたのは
大店や、名家のお嬢さん、公家や上級武士だけでしたから。
つまり普段着では絹なんて使ってなかったんですよ?。
木綿と、麻は当然簡単に水洗いできますよね^^
だから皆さんお手入れは自宅で行ってました。
ウールもそうです。ドライクリーニングで綺麗になりますし
自宅でのお手入れも難しいものではありません。

お手入れが難しいのは絹製品なんです。
チョット長くなりますので以下次号に続く・・・・

昨日の続き

  • 2010/01/05(火) 17:59:01

kurounoato
これ、昨日の続きなんですがわかりますかね?
昨日の着物の1部アップ写真です
生地同士を留めてあるのは『端縫い』(ハヌイ)といって
一度切った着物を元の反物のように繋ぎ止める作業の結果です。
左端の方が間が広いので強引に糸でとめてある訳です。
コレが上手に出来ないと生地目が乱れて縫いにくくなるんですね
で、糸を注目していただきたいんですが、
この糸、元は真っ白。
つまり「この糸の色を生地全体に刷け塗りしたよ」
って事が判るんです。
黄色紺鼠(コンネズ)を掛けるとミドリ・・・
このさじ加減がプロの仕事。
染色師の皆さんありがとう!
コレでまた現役で使える着物が出来ました!

あけましておめでとうございます

  • 2010/01/04(月) 17:26:55

皆様、明けましておめでとうございます。
新年最初の投稿ですが次は一体いつになるやら(^^)
それにもかかわらず、いまだにリンクを切らずに置いていて下さる
天使のような皆様ありがとうございます。
頃合を見てボチボチ復帰を考えていますのでよろしくお願いします。
なんでしょう?

さて、このキモノ実はお客様からお預かりした
変り紗の訪問着なんですが元々は違うお色でした

どんな色だったか想像できますか?
ヒントは写真の下のほう
僅かに露出する地色に注目してください。
そうです、このキモノ実は甲子園球場のアルプススタンドでも
目立っちゃう様なタイガーイエロー
の地色だったんです。
D1020029_20100104172510.jpg
・・・つづく
・・・多分

シブフダ

  • 2008/12/15(月) 16:19:17

画像 011
「シブフダ」ってご存知でしょうか?
渋札と書くのですが、上の画像がそうです↑
生成りの和紙で出来た札で加工品に添えて
「このキモノはこういう加工をしてください」
と言う指示書きをなくさないようにキモノに結わえておくんです
表にはウチの店名と加工番号、
お客様のお名前と悉皆業者のマークが入っています。

ウチの店でも使っていますがお客様に渡すときには取り外してしまいますので
お客様が目にする事はあまり無いモノですね
右のフダは「衿汚れ落とし」
左のフダは「衿袖口汚れ落し」「丸洗」
       「袖、上前他全体浸み落とし」
     にさらに追記で
       「全体雨型、汗オトシ」
見るからに手間とお金の掛かる加工のようです。
      
ここで、気になるのがフダ下部にある「シク64」「オ33」「オ59」の表記。
コレは加工業者の符丁です。
そうなんです、色々な作業が細分化されている京都では
このような細かい作業も専門職種があるんですョ

この中で「オ33」は丸洗いの専門業者の符号。
で、「シク64」は必然的に浸みオトシの業者で腕の良い所。
「オ59」はどうやら衿拭きなどの簡単な加工の業者のようです。
画像 012
では、この「バッテン」マークは何でしょう?
ヒントは右についている付箋

付箋には「樹脂五分につき完全に落ちません」とあります。
コレ実は染めた色がお客様の気に入る仕上がりでは無かった為
「X」・・・つまり「取り消し」
で、漂白加工されたものです。
よく見るとシブフダも漂白されて白い所があります。
この後、もう一度染め直しが行われます

こんなフダでも見てみるといろんな事が判るんですねェ
皆さんも、もし見つけられたら注目してみてください
加工の歴史が解かるかも!

双子のような・・・

  • 2008/06/19(木) 10:37:08

出来れば拡大してご覧下さい

この左右の帯を見比べてみてください
よ?く見るとあら不思議!
全く同じ柄の色違いです

偶然揃ったわけでも、
色違いの商品を仕入れたわけでは有りません。

実はこの帯、大昔に
両面使えるリバーシブル帯
として売られていたものだそうです。
リバーシブル帯って良く見かけましたが
この帯のように全く同じ柄って珍しいです。

で、今回「重すぎる!」
というお客さんのご要望にお答えして
この、シャム双生児のような帯を
分割して双子帯の完成となったわけです・・・
ま、そりゃ重いですわねェ表地が二枚あったら

解いて、軽めの芯に付け替えて
新たな帯裏をつけて仕立てました。
因みにピンク地の方は「派手すぎる」そうで
裏側が引き剥がされたまま放置されています(x x)

正に運命が分かれた双子のように
今後の扱いに違いが出そうです(^^)
まるで、昼ドラ・・・
気が向いたら又後で仕立ててくださいね?

さて、コレは何でしょう?

  • 2008/05/13(火) 18:06:19

下の写真は何でしょう?


まあ、簡単に言えば羽縫いされた羽織なんですが
羽縫い:(端縫い)
   (キモノや、羽織などを一端ほどいて洗い張りなどの加工を
   するために、一本の反物の形に縫い直す作業。
   生地目を揃え、時には継ぎ布を当てながらまっすぐに伸ばす作業で
   経験と熟練の技が要求される。)
気になりませんか?この変な緑色!
この緑色の生地は、このコートを解いたとき
裁断で切り取られて短くなったりしたところを
反物の形に戻すために継ぎ布をしてある場所なんです。

実はこの羽織地、お客様からの里帰り品のひとつなんですが
今回染め直しをして40代でも着れる色に染めました。
柄自身は大変お気に入りでしたので
悉皆屋さんに少しトーンを落とすように頼んだんです。

お客さんの御要望は次のとうり
 ・柄、ボカシの風合いは残して欲しい
 ・全体に明るすぎるので暗くして欲しい
 ・合わせやすいので色目は同系統で
と言うことでした。
悉皆屋さんにも、その旨しっかりお伝えしたんです。

おそらく赤い色を少しづつ掛けて行くんだろうな?と考えていましたが
プロの染色士の考えはさすがです。

赤とは反対色になる緑系統の色を掛けて

全体にくすませる手段をとっていました。
反対色を使った方が柄を残しやすく、トーンだけを落とせるそうです。
その緑色が継ぎ布として使ってあった白生地に染まったものが、
この変な色の充て布の正体なんです。

通常の洗い張りではこんなにたくさん継ぎ布を使うことも
変わった色の布を使うことは無いのでかなりびっくりしました!
一口に染め直しとは言っても、色んな技が光ってますね?

ココで前回の答えあわせです!
御応募くださった皆さん有難うございました。
左の小さいのから順に
ウラジミール・レーニン(人民委員会議 議長)顎ヒゲと禿で間違いなし!
ヨシフ・スターリン(党中央委員会書記長)髪型、眉毛で間違いなし!
次が問題で
ゲオルギー・マレンコフか
レオニード・ブレジネフ(おそらくコッチ)鼻の形と、太い眉毛多分・・・

で、ペレストロイカとおでこのシミで有名な
ミハイル・ゴルバチョフ(党中央委員会書記長・ソビエト連邦大統領)
しかめっ面のボリス・エリツィン(ロシア共和国・ロシア連邦大統領)
今探せば、プーチンが一番外にあるんでしょうが、買ったときはこのオッサンでした
もっと良いマトリョーシカだったらアンドロポフとかチェルネンコも居たのかな?

人名の検索でこのページに入った人が居たらかなりびっくりするだろうな?
何のブログ?って
日本も作ったらどうでしょう?
歴代首相か、 信長、秀吉辺りで・・・
モー娘(多過ぎか?)とかジャニーズも面白いかも(^^)
            


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